引退が決まったユーキャンスマイル
引退が決まったユーキャンスマイル

 JRAは28日、2020年のGⅡ阪神大賞典など重賞3勝を挙げたユーキャンスマイル(牡9・友道)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は北海道・苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。

 同馬は父キングカメハメハ、母ムードインディゴ(その父ダンスインザダーク)の血統。17年11月にデビューを果たし、3戦目で初勝利。翌年の秋にはGⅠ菊花賞にも出走し10番人気ながらフィエールマンの3着に好走した。明け4歳となった19年にはダイヤモンドS、新潟記念とGⅢで2勝をマークし、翌年には先の阪神大賞典を制覇した。その後は勝ち星を挙げることはできなかったが、中距離から長距離まで幅広くこなし息の長い活躍を見せた。

 JRA通算成績は36戦6勝、JRA獲得賞金は3億9748万8000円(付加賞含む)。今月17日のGⅡ阪神大賞典(13着)が最後のレースとなった。

著者:東スポ競馬編集部