現地2月28日に開催されたFAカップの5回戦で、三笘薫が所属するブライトンは、ウォルバーハンプトンと敵地で対戦。0−1で敗れ、敗退が決まった。

 腰の怪我で今シーズン中の復帰が絶望的になった三笘が欠場したなか、72パーセントのポゼッションを記録しながらも決定力を欠き、開始2分に奪われた1点を最後まで返せなかった。

 ブライトンの公式サイトによれば、ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、「とても良いプレーができたと思うが、ゴールエリアで多くのミスを犯した。特に若い選手が多い中でのパフォーマンスを誇りに思う」と話しながらも、こう本音をこぼしている。
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「9人の選手が負傷または出場停止となっており、このレベルで、ウルブスと戦うのは非常に難しい」

 イタリア人指揮官は「得点のチャンスはたくさんあり、特に前半は何度もゴールエリアに到達したが、シュートも正しい判断もできなかった」と嘆いている。

 崩しの切り札を失ったシーガルズは、苦しい台所事情もあり、この先も苦戦を強いられるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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