現地時間3月31日に開催されたプレミアリーグ第30節で、三笘薫を怪我で欠く9位のブライトンは、遠藤航を擁する2位のリバプールと敵地で対戦。開始わずか2分でカウンターからダニー・ウェルベックが先制点を奪うも、その後に逆転を許し、1−2で競り負けた。

 難敵撃破とはならず、公式戦3連敗からの3連勝は逃したものの、ロベルト・デ・ゼルビ監督は内容に手応えを感じているようだ。「失望はしていない。結果は悲しいが、パフォーマンスには本当に満足している」と、三笘ら多くの重要戦力が不在のなかでの奮闘に胸を張った。

「素晴らしいチームと対戦し、良い試合をした。7人も負傷者がいる状況で戦えた点は、誇りに思わないと。非常に良い戦いができた。これ以上できるとは思わない」
【動画】リバプール遠藤航が圧巻のボール奪取でカウンターを阻止
 2年連続で欧州カップ戦の出場権獲得へ。イタリア人指揮官は、中2日でのブレントフォード戦から始まる残り9戦での巻き返しに向け、こう意気込みを示した。

「私は選手たちを心から信頼しているし、尊敬している。ドレッシングルームのレベルは分かっているよ。ファンのために再びハッピーなシーズンにするため、もう一度、ヨーロッパのコンペティションに出場するために、我々は懸命に働いている」

 苦しい台所事情ではあるものの、チーム一丸で有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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