現地時間5月17日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2レグで、前回王者のレアル・マドリーは敵地でマンチェスター・シティと対戦。第1レグを1−1で終えていたなか、0−4の大敗を喫し、2戦合計1−5で連覇の夢が潰えた。

 前半から完全に押し込まれたマドリーは、23分にベルナルド・シウバのシュートで先制を許すと、37分にもB・シルバにヘッドを叩き込まれて失点。76分と後半アディショナルタイムにも被弾し、あえなく散った。

【画像】貴重な追加点!B・シウバが決めたヘッド弾
 英公共放送『BBC』のラジオで解説を務めた元イングランド代表FWのクリス・サットン氏は試合中から防戦一方のマドリーをバッサリ。次のような言葉でこき下ろした。

「シティがあまりに優勢で、(マドリーは)まるで世界最高のチームではない。サウサンプトンかエバートンと対戦しているようだ」

「マドリーは前半を通してシティに圧倒された」

「マドリーにはマンシティにプレスをかける足がない」

「今夜のマドリーは完全に打ちのめされた」

 CLでは無類の強さを発揮してきた“白い巨人”も、この日のシティにはなす術がなかった。

 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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